【国境管理が段階的に緩和されました】
2月28日、ヒプキンス新型コロナウイルス対策大臣は、新型コロナのパンデミックが始まってから2年が経過しニュージーランドにとってのリスクが国境から市中に移ったこと、国民のワクチン接種率が高まっていること、及び「COVID-19 Protection Framework」によって優れた公衆衛生上の制限があること等を理由に、ニュージーランドの国境管理の段階的緩和の計画を早めることを発表しました。概要は以下のとおりです。
1 自己隔離義務の撤廃
(1)3月2日(水)午後11時59分から、ワクチン接種済みでニュージーランドに入国する者に対しては、自己隔離義務を撤廃する。
(2)入国者は、引き続き、出発前の検査での陰性結果を持参することが求められる。
(3)入国時及び入国5日目(又は6日目)の2回、迅速抗原検査(RAT)を受ける。陽性結果の場合は、その結果を申告するとともに、市中で感染した場合と同じ日数の隔離が求められる。
(4)迅速抗原検査(RAT)で陽性となった入国者は、続いてPCR検査を受けることを要請される。PCR検査結果のゲノム解析を行うことで、新たな変異株に注目し、必要に応じて感染者を隔離できるようにしておく。
2 国境管理の段階的緩和ステップ2の開始前倒し
(1)3月4日(金)午後11時59分から(当初の計画では、3月13日(日)午後11時59分にステップ2が開始される予定だった。)
国境管理の段階的緩和のステップ2を前倒しして開始する。ステップ2では、出発国を問わず、次のカテゴリーの者の入国が認められる。
(ア)ニュージーランド国民
(イ)ニュージーランド永住権保持者
(ウ)特例入国が認められる必要不可欠な技能労働者(6か月以上勤務、賃金の中央値の1.5倍以上の収入等の条件有り)
(エ)ワーキングホリデー制度利用者
(2)管理隔離施設(MIQ)は、ワクチンを接種していないニュージーランド国民、難民、市中感染した一部の者を隔離するために維持される。
ヒプキンス新型コロナウイルス対策大臣の声明↓
https://www.beehive.govt.nz/release/self-isolation-requirements-removed-step-2-brought-forward