こんにちわ。ニュージーランド上級スペシャリストの渡邉靖子です。
今日のテーマは【南島サウスカンタベリーの穴場スポット プレザントポイントPart2】です。
前回はプレザントポイントでの機関車見学やスイーツについてお話しさせて頂きました。
今回はマオリロックアートについてご紹介させて頂きます。
マオリロックアートとは彼らの文化・信仰・生活様式を記録したものであり、狩りや漁業・儀式の場として利用されていた洞窟や岩の壁に描かれたアートです。
特に南島に住むマオリ部族の「ンガイ・タフ族」のロックアートは今から約800年前に始まったと考えられ先祖たちがこの地に到着した時期にさかのぼります。
ロックアートに描かれるモチーフは、、、
タンワ・・神話上の生物
人間の姿・・漁や狩りを行う人々や儀式に参加する姿
動物・・犬・モア(鳥)・サメ・アザラシ
カヌー(ワカ)・・マオリ文化において重要な交通手段。カヌーはマオリにとって航海や交易の象徴でもあります
マオリロックアートを通じて先祖たちの生活や信仰・自然との関りを学ぶことができ、マオリロックアートは文化的な価値が高い為保護と管理が必要で地元のコミュニティがその保存に積極的に関与してます。
マオリロックアートの見学にはティマルインフォメーションセンター内にある「テ・アナ・マオリロックアートセンター」でロックアートについて学んでから、オピピ渓谷にある実際に描かれたアートを見学することで知識が広まると思います。
ティマルインフォメーションセンター↓
テ・アナ・マオリロックアートセンター公式サイト↓
ロックアートまでの道(足元が悪いのでハイキングシューズがお勧め)↓
ガイドと共にロックアート入口へ↓
ロックアート↓
ロックアートモチーフ(タンワ)↓