オークランドの感染レベルがレベル3の三段階となりました
1.10月4日午後4時、アーダーン首相及び保健省は記者会見を行い、ワクチン接種が進んだことにより、今までは厳しい規制のみで対応していましたが、今後はワクチン接種と規制の両方で対応することを説明し、オークランド他のレベルについて、以下のとおり発表しましたので、お知らせします。
(1)オークランドは、10月5日(火)23:59以降も国内警戒レベル3を維持する。ただし、規制を解除していくため、レベル3内に三つのステップ(※)を設け、段階的に移行していく。なお、ステップ1は本日23:59から適用され、今後、毎週ステップの移行について検討する。
(※)レベル3内のステップ
【ステップ1】*10月5日23:59より
・屋外に限り、一度に二世帯、最大10人までの接触が可能
・幼稚園・保育園(Early Childhood Education)の再開
・レクリエーション(ビーチ訪問、狩り等)目的のオークランド内の移動が可能
【ステップ2】*時期未定
・小売店の再開(ただし、マスクの着用やフィジカル・ディスタンスを確保する必要あり)
・プールや動物園といった公共施設の再開(同上)
・屋外に限り、一度に25人まで集まることが可能
【ステップ3】*時期未定
・カフェ、バー、レストラン等のホスピタリティー業の再開。ただし、50人を上限とし、座席の距離の確保が求められる
・美容院等人との間隔が密接になる業種の再開
・屋内外ともに、一度に50人まで集まることが可能
(三段階ステップに関する政府発表)↓
https://www.beehive.govt.nz/release/auckland-restrictions-eased-steps
(2)現時点、学校は、スクール・ホリデーが終了後の10月18日(月)には再開できる見通しとなっている。18日の少し前に正式決定する。なお、12歳以上の者は、学校が再開するまでにワクチン接種を行うことを推奨する。
(3)オークランド以外の地域は、レベル2を当面の間維持する。なお、10月5日(火)23:59より、レストランを始めとするホスピタリティー業の人数制限(100人まで)は解除する。ただし、座席の間隔を保つことやフィジカル・ディスタンスの確保は引き続き求められる。
(4)10月3日(日)23:59に引き上げられたワイカト地域(Raglan、Te Kauwhata、Huntly、Ngaruawahia及びHamilton City)のレベル3(通常)に変更はない。
2.市中感染及びワクチン接種の状況
9月27日からの1週間において、1日の新規感染者数は8~45人で推移しています。今回の感染拡大における陽性者は合計1,357人となっています。
ワクチンについては、ニュージーランドでは、約330万人が1回目接種済み(ワクチン対象人口の約79%)、この内約200万人が2回目接種済み(同約48%)となっています。