【ニュージーランド政府が国境閉鎖解除に向けた道筋を発表しました】
本日(8月12日)アーダーン首相は国境再開に向けた道筋を公式に発表しました。
その内容は、、、
A) 2022年初頭から国境閉鎖の制限を緩める方針。
B) 新規入国者を下記3つのカテゴリーに分けて、それぞれのリスクに合わせて条件を設定する。
①低リスク旅行者
隔離期間なしでの入国を認める。ワクチン接種済みで、低リスク国からの渡航者であることが条件。どの国が低リスク国に該当するかは、現段階では公表されていない。
②中リスク旅行者
ニュージーランド国内での自主隔離、または軽減された条件で隔離施設での隔離期間を必要とする。
③高リスク旅行者
現在ニュージーランド入国時に課される隔離期間と同様の、隔離施設での14日間の隔離期間が義務付けられる。ニュージーランド到着後のPCR検査も、ワクチン接種の有無にかかわらず必須。
現時点では、どの国がどのリスク帯に分類されるかは発表されていませんが、コロナの感染状況、ワクチンの接種状況などを考慮して判断するとのことです。
C)2021年の残りの数カ月は、上記の計画の準備に充てる。準備の一環として、下記の内容も発表。
- 2021年10月から、中リスク旅行者の自主隔離をスムーズに行うための、テストを始める。具体的にはニュージーランドの企業や団体で、 海外に社員を派遣する必要がある会社から希望者を募り、渡航先からの帰国時に自主隔離プログラムに参加してもらう。
- 追加ワクチンの獲得により、遅れが出ていた第3,第4グループへのワクチン接種時期を前倒しにして進める。9月1日以降は年齢制限なく、すべての国民が1回目のワクチン接種が可能になる予定。これにより国民全体へのワクチン接種完了を当初予定していた2021年年内中の完了を目指す。