10月17日に行われました国政選挙で現職のアーダン首相率いる労働党が圧勝しました。
各政党の得票率及び獲得議席数は下記のようになっています。(議席数120)
労働党 49%(64議席)
国民党 27%(35議席)
ACT党 8%(10議席)
Green党 7.6%(10議席)
NZファースト党 2.7%(0議席)
マオリ党 1%(1議席-マオリ特別枠)
この結果、労働党は120議席のうち64議席を確保し、単独で政権を維持することが可能になりました。今後は一部の公約で協力関係にあるGreen党あるいはマオリ党と連立政権の可能性についての話し合いがもたれると思われます。
また、前回の選挙後に労働党を中心とした連立政権成立を裏で支えたウィンストン・ピーター氏率いるNZファースト党は、議席確保に必要な最低得票率の5%を下回り、1議席も獲得できずピーター氏自身も国会から去ることになりました。
前回の選挙で56議席を獲得した最大政党でありながら、過半数にはわずかに届かず、労働党を中心とした連立政権の成立を許した国民党は、巻き返しを図りましたが逆に議席を大きく減らす結果となりました。
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