4月27日(月)23時59分より警戒レベルがレベル4からレベル3に引き下げられました。
完全なロックダウンは少し緩くなりましたが引き続き日常生活での制限は多くあります。
行動制限について以下の通りです。
1)個人の行動
職場、学校、買い物、運動を除き家庭のバブル内(バブルとは一緒に生活する人々と政府は説明しています)にとどまらなくてはなりません。
ただし、親戚等が地元に独居している場合はその家族等を自身のバブルに含めることができます。育児や介護等のケアを必要とする場合も
ケア提供者をバブルに含めることができます。
2)レクリエーション
運動やレクリエーションは健康維持の為にも必要ですが単独でもしくは同じバブルの人のみ行うことができます。
ビーチや公園は最寄りのものを利用しなければならずどこでも好きな場所に行けるわけではありません。
別荘等に滞在することも認められません。
サーフィンは経験豊かな方以外は認められません。
魚釣りは埠頭や岸からは可能ですがボート釣りは禁止です。
経験豊富であれば簡単なトレッキングコースの日帰りウオーキングやマウンテンバイクも可能です。
レクリエーションを目的とした車での移動は出来るだけ短い距離で地元の範囲にとどめる必要があります。
3)教育関係
Year10(中学生以下)の児童を対象にした学校の開校が認められますが出席か否かは任意です。
Year11から13までは自宅学習です。プレイセンター(保育園)は引き続き閉鎖です。
4)労働関係
多くの企業が事業再開できますが以下の条件があります。
・可能な限りは在宅勤務。
・職場では距離を1メートル離し誰が一緒に勤務しているかを記録する。
・小売業と接客業は配達やピックアップのみで顧客を店に入れることはできない。
・スーパーマーケットやガソリンスタンドは引き続き利用できる。
・美容室、マッサージ、ハウスクリーニング、訪問販売等は営業できない。
5)移動
地元の範囲内で買い物や運動等の為の移動のみ可能です。遠方のスーパーマーケットへの買い物は避けてください。
通勤(エッセンシャルワーカーのみ)や通学については地域を越えることができます。
通勤や通学には公共交通機関が利用できますが他人から2メートル離れて座らなければならない為に定員オーバーだと乗車できませんので注意が必要です。
6)集会
冠婚葬祭を目的にした10人以下の集会は認められますが食事会やレセプションを行うことは出来ません。
7)日本からの国際郵便について
日本発ニュージーランド向けの国際郵便は引き続き停止中です。
レベル4からレベル3へ引き下げられてもまだまだ規制は厳しいです。
レベル4で悪質な違反者は逮捕され刑務所に監獄されるので引き続きレベル3でも厳しく処罰されます。
以上出処は在オークランド日本国総領事館