ニュージーランドの歴史について

maori_image

『Kia Ora。。(キア オラ)こんにちは』
先住民マオリの人の言葉です。ニュージーランドの歴史は今から1000年以上前にマオリがカヌーで伝説の島からニュージーランドにやって来ました。そして彼らは故郷から持ち込んだ タロイモやクマラの農産物を根付かせ魚介類や鳥を捕獲して食料にし生活の基盤を作りました。 1769年にイギリス人探検家ジェームス・クックがニュージーランドに上陸。その後ヨーロッパ人 の移住が急増し、マオリの神聖な土地に足を踏み入れ土地の利権を巡ってのマオリ族と白人との 争いが絶えなかったのです。この状態を懸念したイギリス政府はニュージーランドの統治に乗り出し 1840年にイギリス総督とマオリ族長との間でワイタンギ条約が結ばれ、これを機に ニュージーランドは事実上イギリスの植民地となったのです。
現在では、マオリ人に対してイギリス人と対等の権利を認めるという部分は高く評価されており
この条約がマオリ人の人権を保護する根拠となっていることは間違いありません。